こんにちは。
7月10日(日)に歯科医院タスクデンタルオフィス様とのコラボレーションワークショップを開催いたしました。
タスクデンタルオフィスの高木翼院長には「笑顔溢れるサスティナブルオーラルケア」をテーマに一生困らない健康な歯をつくるために大切なことをギュッと凝縮して講義をしていただきました。
今回は現地に加えてZoomでの同時配信を行ない、たくさんの方にご参加いただきました。
タスクデンタルオフィスでは子どもから大人まで幅広い世代の歯の健康をサポートされています。
中でも「子どものむし歯ゼロを目指す歯医者さん」として特に小児歯科にも力を注いでいらっしゃいます。
https://tasukudent.com/
講義の冒頭、高木院長は参加者の方にこのように尋ねました。
「みなさんは”歯医者さん”と聞いてどんなイメージを持たれますか？」
これを受けて参加者のみなさんが率直に感じる歯医者さんに対してのイメージを各々話していただき、その中には以下のようなものがありました。
・治療費が多くかかる
・何回も病院に通わないといけないイメージがある
・そもそもどんな治療内容なのかをよく把握していないまま受けていた
などなど。
高木院長ご自身もこれまでに患者さんを中心にたくさんの方に歯医者さんに対するイメージについて質問をしてきたそうですが、大半の方が今回の参加者の方と同様のイメージを連想されるそうです。
しかし、こうしたイメージが先行することで、歯医者さんへの足が遠のき、本来すぐに対処すれば短期間で完治するような病気もそのまま放置され、状態が悪化し、痛みとなって現れ、ひどくなった状態で病院に行かなければならなくなる。
結果として悪循環になってしまうことを高木院長は危惧されていました。
特に虫歯に関しては初期症状は痛みもなく素人が自発的に見つけるのは非常に困難だそうです。痛みとして自覚症状が現れたときにはすでに症状はかなり進行している状態になってしまっているのだとか、、、
悪化した状態で病院にかかると、もちろん治療費はその分かかりますし、病院へ行く回数も増えて本末転倒！
一生ものの大切な歯を守るためには、いままでのイメージを払拭し、自分自身の歯に関心を持って、歯の病気、特に「虫歯」「歯周病」を予防することが歯の健康への第一歩であると高木院長はおっしゃいます。
講義中、むし歯リスクチェックシートで参加者のみなさんとワークを取り入れながら、まず現状を把握した上で、サスティナブルオーラルケアに大切なことを教えていただきました。
一生困らない健康な歯をつくるために大切なこと。
基本の基本ということで大きく2点を挙げていただきました。
①定期的な歯科医院での検診でプロの目を借りる
高木院長は歯を歯医者さんでメンテナンスしてもらうことは、髪の毛を美容師さんに切ってもらい整えることと同じであるとおっしゃっており、なるほど！と思いました。
本来歯科医院での定期健診は3〜4か月に1回、しっかりとメンテナンスをしていれば歯の健康を維持するのに問題ないとされていて、それほど頻繁という回数ではないですよね。
また、子どもに関していうと、虫歯ができる人は3歳までに最初の虫歯ができるため、3歳まで虫歯をつくらなければ、その後虫歯になるリスクをぐっと抑えることができるそうです！
先日私自身も、今回のワークショップの開催にあたり、自分の歯に関心が高まったことをきっかけに、歯科医院へ検診を受けに行きました。
以前から奥歯が少ししみるなと感じ「もしかすると虫歯かも」と思っていたのを「生活に支障はないから大丈夫」とそのままにしていたのですが、不安になり虫歯なのかどうかをプロに診ていただきました！
気になる箇所の診察結果は、虫歯なし。
しみるのは知覚過敏によるもので、病気ではないことがわかりホッと安心しました。
しかし、医師から「歯肉炎（歯茎の腫れ）が少し見られます。これをそのままにして悪化すると歯周病になる原因になります」と伝えられ、とても驚きました。
当初自分が想定していたこととは全く予想外の結果でしたが、自分の今の歯の状態を正確に把握することで、今後どのように改善策を打てばよいかがわかり、プロの目を借りることの大切さを身をもって痛感しました！！
②自宅での予防習慣
では、歯科医院での定期検診だけしていれば歯の健康は保たれるのか？と言われると決してそうではありません。
歯科医院での定期検診を3〜4か月に1回受けていたとしても、その間の90〜120日、自分で行なうメンテナンス期間の方が圧倒的に長いですよね。
プロの目を借りつつ、自宅などでの自身の歯の予防習慣と併せて実施することが歯の健康を維持するためには必要だと、高木院長は参加者の方へその大切さを熱心に伝えられていました。
食事の回数を決め、食後の歯磨きやフッ素を使ったオーラルケアの習慣を取り入れるなど、簡単に始められることで健康な歯を維持することができますが、やはり継続して毎日取り組むことの重要性を高木院長のお話から伺うことができました。
この2つが一生健康な歯をつくる「笑顔溢れるサスティナブルオーラルケア」の鍵です！
講義の後は質疑応答の時間を設けました。
参加者のみなさんからの具体的な悩みや素朴な疑問に高木院長は一人一人に丁寧に回答をされていました。
時折笑いが起こるほど、1時間の質疑応答の時間があっという間に過ぎ、大いに盛り上がりました！
講義終了後、参加者の方にワークショップの感想を伺いました。
・フッ素や歯間ブラシの必要性がわかりました。早速使います。（20代男性）
・具体的な歯の話やレントゲンなど治療についていろいろ聞けてよかったです。（30代女性）
・歯医者さんへ気軽に行ってみようと思いました。(20代女性)
・子供の歯の予防について知りたかったのでよかったです。（30代女性）
・日常にできることや完璧じゃなくて良いとわかってよかった。（20代男性）
みなさん充実した時間を過ごしていただき大好評でした♪
今回「笑顔溢れるサスティナブルオーラルケア」をテーマに、プロの視点から直接歯の健康について学びを深めることができ、大変貴重な機会となりました。
私自身も今まで持っていた歯医者さんへのイメージを刷新し、将来自分は歯の健康に関してどうなっていたいかを真剣に考え、行動に起こすことで自分の未来のために、今取り組めることがハッキリとわかりました！
先入観から脱し、その道のプロから正確な情報を得て、教えていただいたことをコツコツ実践することで、未来をより良いものにしていける。
これは個人の仕事やプライベートのあらゆる面において同様のことが言えると思います。
ワークショップを通して高木院長の一人一人に真摯に向き合ってお話しされ、”人”をとても大切にされている姿に、仕事の責務を全うするとはこういうことなんだと非常に感銘を受けました。
当時に、こうしたコラボレートを通じてより多くの方とつながり、より多くの方へ価値を提供していくことが株式会社ANの使命のひとつであると改めて襟を正しました。
この場をお借りしてタスクデンタルオフィス高木翼院長に厚くお礼申し上げます。
引き続き株式会社ANは各業界のプロフェッショナルの方たちとのコラボレートや、ワークショップ、トークイベントを通じてみなさまに情報をお届けしてまいります。
