日本が誇るサスティナブルファッション「着物」

株式会社ANのYukiと申します。


今回は日本の伝統衣服である「着物」について。
実は着物がサスティナブルファッションにあたる衣服であると皆さんはご存知でしたか?


現在の着物の基本形状は江戸時代から変わっていないんだそうです!
そしてその形は長く着ることを目的とした作りになっているため100年以上も前に作られた着物が今もなお美しい状態で残され、現代の人に着られているものも存在しています。


実際に私自身も成人式の際に着用した振袖は、私の母が自身の成人式のときに着ていたものでした。親から子、子から孫へ。世代を越えて受け継がれる着物はまさに究極のサスティナブルファッションですね。


着物がサスティナブルファッションと言われる特徴をまとめてみました!

1.長く着られる形状
子どものころから大人にかけて成長や体型の変化に合わせて寸法を調整が可能なので、洋服のように体形にとらわれない。

2.リメイクして長持ちさせられる
着物の場合、もし寸法が合わなくなっっても、縫い目を解いて仕立て直す、
汚れてしまえば生地を染め直して再び美しい着物にする、
裾や袖がほころびすり減っても、その部分を裁ち直すといったようなことができる。

3.アップサイクルが簡単
一着の着物は着物を解いて繋ぎ合わせるとまた元の反物の形になるため、
新しい着物に作り直したり、座布団や布巾などの別の品物へと再利用されてきた歴史がある。着物特有の直線裁ちだからこそ再利用の幅が広がる。



サスティナブルという言葉が昨今のように大きく取り上げられる遥か昔から、ひとつのものを大切にする、資源を再利活用していくという文化が日本にあることは誇らしいことだと改めて思います。

先日自分が当時着た振袖を久しぶりに取り出して見てみましたが、数十年という時を感じさせないほどの色鮮やかさと威厳ある美しさがそこにはありました。


大量生産・大量消費の時代に、「着物」はSDGsやサスティナブルな社会の実現を目指していく上で、立ち返るべき大切な本質を教えてくれているように感じます。

私自身も身の回りの一つひとつのものを長く使えるように大切にしていきます。


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当社プレスリリースが「Newsweek日本版」に取り上げられました!

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