サスティナブルな食器「うつわむすび」~富山県高岡市に受け継がれるモノを大切にする文化


株式会社ANのYukiと申します。

前回のブログでは究極のサスティナブルファッション「着物」について調べていて、日本では古来からモノを大切にする工夫がすでにされていたことを改めて知ることができました。

そしてもう一つ日本の伝統的な文化から作られるサスティナブルなアイテムを見つけました!


それは「うつわむすび」という食器です。
富山県高岡市にある砺波商店がプロデュースするアルミ製の食器。

「え?これアルミ製なんですか?」と思うほど、見た目は陶器にしか見えませんね!

写真引用→ https://utsuwamusubi.jp/


富山県高岡市は鋳物産業として、なんと400年もの長い歴史があるんだそうです!

1611年(慶長16年)、当時の加賀藩主である前田利長が高岡市金谷町に鋳物師を招き、工場を建てたことから現在も受け継がれる「高岡銅器」がスタートしました。

江戸時代から基本となる技術が変わらず現代に活かされていると思うと感慨深いものがあります。


「うつわむすび」をプロデュースする砺波商店では、江戸時代から続く高岡銅器より派生した高い鋳造技術と伝統ある加飾技術を工夫して使用しているとのこと。

耐熱塗料にも食品衛生法に適応した塗料を使い、いくつもの薄い層が重なるように塗料を吹きかけることで陶器のような深みある質感と色調を再現!

またアルミ製なので落としても割れない丈夫さも備えています。

もし塗装が落ちてしまっても、再び塗料を上塗りしなおせば何度でも半永久的に使える造りになっているのも特徴です。

そして高度な技術により生み出されるオシャレなデザイン性は現代の食事シーンにもマッチしているデザインで目を引くポイントのひとつですね!。

写真引用→ https://utsuwamusubi.jp/


より長く、大切に使う。日本の伝統的な技術や文化のように長く受け継がれているのには理由があると感じます。


前回の着物や、今回取り上げた食器然り、使えば使うほど味が出て愛着も増し、ずっと大切に使いたくなりますよね。

日本の歴史と伝統的な文化から現代に通じるもの、学ぶことは本当にたくさんありますね!

これからもいろいろな日本古来から続くサスティナブルな文化に注目していきます。

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当社プレスリリースが「Newsweek日本版」に取り上げられました!

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