伝統技術と現代美術のコラボレート~江戸時代から受け継がれる伝統菓子「和三盆」

株式会社ANのYukiと申します。

先日友人からおすそ分けしてもらったお菓子が素敵なコラボレートをしていたのでブログで紹介したいと思います。

そのお菓子がこちら!「和三盆」です。


「和三盆」は、四国の香川県や徳島県の一部の地域でのみ生産される希少な砂糖「和三盆糖」を押し固めて作られる伝統的な干菓子です。

いただいた和三盆は、香川県東かがわ市に工場を置くさぬき和三盆「ばいこう堂」と株式会社フェリシモがコラボレートしたとてもカワイイ和三盆でした!

和三盆の柔らかな色彩とかわいらしいデザインが見事にマッチしていますよね♪
そしてとにかく上品な甘さと口の中に入れた瞬間に雪のような口どけがとても印象的でした。



和三盆の歴史を見てみると時代は、江戸時代中期までさかのぼります。

当時の高松藩(現香川県)では、綿、塩、砂糖が三大産物であり、讃岐三白とも言われていました。
その中でも砂糖の生産は、讃岐高松五代藩主松平頼恭(よりたか)公が本県風土に適するとして、サトウキビの栽培を試みさせたことが始まりだそうです。

そのサトウキビの栽培を命じられたのは、あのエレキテルの発明などでも有名な平賀源内です!

平賀源内から始まった砂糖の精製法はその後受け継がれ、1790年(寛政2年)に完成し、
琉球の黒砂糖に対して讃岐の白砂糖として当時広く全国的に知られるようになったそう。

香川県は瀬戸内気候の特徴である温暖で雨の少ない環境が整っています。
そこで育ったサトウキビはまろやかな風味が独特の最高級の三盆糖となり、和三盆の原材料として使われています。

和三盆の製造工程 画像引用→ https://www.baikodo.com/temahima/


230年もの長くの間受け継がれる技術は職人さんたちのこだわりそのもの。
手作りにここまでこだわっていることを初めて知りました。

こうしたコラボレートを通してお互いの個性がさらに際立ち関心がますます湧きました!
また伝統的な技術についてもより詳しく知るきっかけを得られて良かったです。

今後もさまざまなコラボレートに目を向け、株式会社ANのコラボレートによる情報を発信してまいります。


当社プレスリリースが「Newsweek日本版」に取り上げられました!

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