プロ車いすテニスプレイヤー国枝慎吾氏と女性経営者向山かおりのプロフェッショナルな共通点


株式会社ANのYukiと申します。

今月2月7日、プロ車椅子テニスプレイヤーである国枝慎吾さんが現役を引退するにあたっての記者会見が開かれました。
「プロ選手としての人生、やりきったと言い切れます」とお話しされる清々しい笑顔がとても印象的だったのと同時に、国枝さんがこれまで築き上げてきた圧倒的な結果の根幹となる部分を垣間見、非常に感銘を受けたので今回ブログで書いていこうと思います。



国枝慎吾さんは、2004年にアテネパラリンピックにてダブルス金メダルを獲得したのを皮切りに、2006年10月に自身2つ目のグランドスラムタイトルを獲得。アジア人としては初となる世界ランキング1位の座に就きました。
2009年にプロ選手に転向後もその勢いはとどまるところを知らず、数々のタイトルや記録を打ち立て、昨年2022年のウィンブルドンで勝利し、生涯グランドスラムを達成しました。

日本の車椅子テニスを”プロ”の競技として確立したパイオニア的存在です。

世界ランキング1位として長く世界を牽引してきた国枝さんの座右の銘は

「オレは最強だ」

この言葉が書かれたテーピングを自身のテニスラケットに貼って試合に挑んでいたそうです。

会見の中でのこの座右の銘にまつわるエピソードが特に印象に残っています。

2016年、王者の看板が若手選手に渡ったときがありました。
その際、国枝さんはラケットに貼っていた「オレは最強だ」と書かれたテーピングを外した方がいいのでは、と思い悩んだことがあったそうです。

しかし、外した瞬間から王者の看板が戻ってくることはないと感じ、現役生活の最後までそのテーピングは外しませんでした。

何度も弱気になる部分はあるけれど、自分自身で「オレは最強だ」と断言し続けることで弱気の虫を自分の中から飛ばして自信に変え、これまでの試合をやり切ってきたとお話しされていました。

もちろん自分の軸を整えるメンタルトレーニングは大切ですが、それだけをやっていて1位になれるならみんななっている。その裏にはたくさんの日々の積み重ねがあり、加えて国枝さんはこうお話ししています。

「自分が2位、3位のときは1位の選手を追いかけて目標を立て練習をしていくが、自分が1位になったとたんに追いかけるものがなくなってしまう。そのときに、1位としての自分の中にある課題は何か?を見続けてチャレンジし、やるべき練習を何度も繰り返す。反復練習をする時は「こんな集中力でオレは最強だといえるのか?」と常に自分に問いかけ続けていたのだそうです。

現状に満足せず、自身に矢印を向け課題にチャレンジし成長をし続けてきた姿、そして言葉の持つ力の強さを信じ、目標に向かって突き進む執念とも言うべき信念は、女性経営者として結果を築いている当社代表の向山かおりにも共通する部分だなと思いました!



▼参考:車いすテニス・国枝慎吾選手 引退記者会見|2月7日(火)


株式会社ANは女性経営者として活躍する代表の向山をはじめ、スタッフ一同、さらなる価値の提供と成長をしていく中で、ビジョンの実現に向け、常に自分自身と向き合い、高みを目指して今後もチャレンジを続けてまいります。


当社プレスリリースが「Newsweek日本版」に取り上げられました!

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