【トークイベント】BIKAS COFFEE(ビカスコーヒー)の植樹イベント―アグロフォレストリーに参加してコーヒー苗と想いを植える!
株式会社ANのYukiと申します。
2023年6月21日に東京都文京区に本社を置く合同会社 BIKAS COFFEE(ビカスコーヒー)の代表社員 菅勇輝さんとのトークイベントを開催いたしました。
【トークイベント】アグロフォレストリー農法でSDGsに貢献~BIKAS COFFEEが取り組むGLOBALACTION で創出する新しい価値 (an-secretary.blogspot.com)
BIKAS COFFEEではアグロフォレストリー農法に取り組み、森と共生するサスティナブルなコーヒー生産を実現しています。
■アグロフォレストリーと一般的な農業との違い
アグロフォレストリーは、森林農法、混植、オーガニック農法などとも呼ばれます。
他の樹木と一緒に作物を植え、豊かな土壌を作りながら栽培するため、大規模な畑の開発も不要で、大型の機械を入れたり化学的な農薬や肥料を使う必要もありません。
画像引用→ https://www.bikascoffee.com/story-of-bikas-coffee-3/
一般的なプランテーション農法は、途上地域の広大な土地を畑に作り変えて、コーヒーなどの取引価値の高い特定の作物のみを栽培するモノカルチャーです。
一度にたくさんの作物を収穫することができ、安価な流通が確保されたおかげで、都市部の人口増加が支えられました。
ただし、気候や外的要因により、畑全体がダメージを被り生産が大幅に左右されるリスクもあるのだと、トークイベントの際に菅さんから伺いました。
対して、BIKAS COFFEEは、森を作る農法としてアグロフォレストリーを提唱しています。大量生産はできない代わりに、農家さんの手が行き届き、一つ一つの作物が大切に手入れされるのだと。
自然と共生しほぼ自給自足の暮らしを送るネパールの人々の、森の中で様々に少しずつ植えられる作物栽培の一部として、コーヒーの木が育てられているのです。
画像引用→ https://camp-fire.jp/projects/562837/activities/468029
■自分もできる「#想いを植えるコーヒー植樹」
アグロフォレストリー農法で栽培されるこのネパールのコーヒーを、自分でも植えられることはご存知でしたか?
BIKAS COFFEEは、植樹プロジェクトを通して大量消費されやすいコーヒーの新しい「消費」のあり方を提案。
生産者の雇用を生み、アグロフォレストリー農法で森を再生し、3年後に消費者が自分の木から収穫されたコーヒーが届くというサイクルで、持続的なコーヒー栽培を実現していらっしゃるのです。
木を植えるというアクションそのものが、地球温暖化やコーヒーの生産に関わる環境破壊に対する課題解決や豊かさの再生に貢献するだけではなく、消費者(支援者)の名前付きの木を植えることで、生産者も誰のために育てているのかが明確になり、単なるお金稼ぎではなく仕事に対する意義づくりとモチベーション向上にもつながったという現場の声もいただいています。
引用:【3年かけて味わうコーヒー】植樹を通じて、ヒトと地域にミライ豊かな発展を届けたい - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)
当社の社長である向山も、このクラウドファンディングに参加いたしました!
込めた想いがコーヒーと共に育つことが楽しみだとのこと。
また、このクラウドファンディングから繋がったご縁や出会いも大変貴重なものでした。
■BIKAS COFFEEとネパールに行ける!?
この2023年8月、BIKAS COFFEEではネパール連邦民主共和国の現地にて植樹イベントを開催。
キャンプやホームステイを通して、7日間に渡り盛りだくさんのプログラムを体験できる「BIKAS COFFEE PLANTING FESTIVAL 2023」を企画されています。
一人ひとりが自分のコーヒーの木に込めた想いを、現地で実際に植える体験。
さらに、そこでコーヒーに携わっている人々と交流し、暮らしを知ることで、多くの発見や学びがもたらされるのではないでしょうか。
イベント概要 BIKAS COFFEEの産地ハルパン村で、ご自身の想いと共にコーヒの苗を植樹できるイベントで す。ハルパン村では、持続可能な栽培方法であるアグロフォレストリーに飛び込み、農家さんと一 緒に行う植樹や、ファームステイを体験できます。その中で、農家さんがどんなストーリーを持っ てコーヒーを栽培し暮らしているのか、村での生活に触れていくことで、私たちの生活や自分自身 への気づきが生まれるかもしれません。 さらに、BIKAS COFFEEゆかりの都市ポカラにて、コーヒー精製工場の見学、世界での活躍を夢みるバリスタスクール生との交流、そして、BIKAS COFFEEネパール・ポカラ(実店舗)への訪問をしていただけます。コーヒーの生産から消費まで、関わるすべてのヒトの想いを体感することができるプログラムです。
引用:BIKAS COFFEE PLANTING FESTIVAL 2023 開催のお知らせ | BIKAS COFFEE
■株式会社ANがBIKASCOFFEEの植樹に込めた想い
当社も、2022年のクラウドファンディング「森をつくるコーヒー植樹を通して、ネパール・カトマンズにコーヒーショップをつくる!」プロジェクトに参加しております。
昨年は現地に赴くことのできる社会情勢ではありませんでしたが、そんな世情ということも相まって、ネパールという遠くの地と繋がることができた時の驚きと喜びはひとしおでした!
BIKASCOFFEEの企画は、単にネパール・カトマンズ本店をオープンするためのクラウドファンディングではなく、「#想いを植えるコーヒー植樹」をリターンとすることで支援者がGLOBALACTIONを体験できるというもの。
自分で名前を付けたコーヒーの木が植えられ、コーヒーが実を結ぶ3年後に、現地からコーヒー豆を送り届けてくれるのです。
未来を描いて込めた想いが育って返ってくるなんて、まるで子どもの頃タイムカプセルを埋めたときのようなワクワクすら感じます!
社長の向山は、毎月・毎年の目標達成にこだわっていて、中長期的なプランも設定していますが、この時は「3年後にみんなでネパールに行って、そのコーヒーの木で採れたコーヒーを飲みに行こう!」と言ってくださいました。
社長といると数年先もありありと想像することができ、明確なビジョンに心が惹きつけられます。
そのため私共スタッフも、目標達成して仲間と味わう現地のコーヒーを想い描き、3年間で会社をさらに盛り上げるぞと一致団結する機会となりました!
■まとめ
BIKASCOFFEEの取り組みから学ぶにつけ、私たちの目の前の一杯のコーヒーの背景には、栽培や精製、流通、販売など、多くの関係者がいるということに気づかされます。
そして、その人々にも生活があり、家族もいます。
日頃なかなか想像することのない、私たちの暮らしの大切な関係者の顔が見られるのが、BIKASCOFFEEの植樹イベントで現地へ赴くことの一つの魅力のように感じました。
直接は見えないところで携わっている人が多くいるという点では、コーヒーに限らず、生活の中の全てのモノ・コトに当てはまるかもしれません。
私たちも、自然や社会に貢献すると同時に、想いやストーリー、コラボレートを大切にし、世の中に新たな価値をお届けする企業として事業展開してまいります。
当社プレスリリースが「時事ドットコム」に取り上げられました!
<SDGsトークイベント>【株式会社AN】アグロフォレストリーで“森と生きる”農業を~ネパールのコーヒーを通じて伝え続けるBIKAS COFFEEの理念~:時事ドットコム (jiji.com)
コメント
コメントを投稿